東大阪商工月報で紹介されました

〜80年企業を訪ねて〜 特集に弊社を取り上げていただきました。

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肉厚1ミリの薄物鋳造を可能に 〜グローバル展開で顧客二−ズに対応〜
(株)ヤサカ 代表取締役社長 向山 秀弥 氏

 アルミニウム及び亜鉛ダイカストの金型製作から鋳造全般を手掛ける同社は、向山弥一郎氏(現社長の祖父)が、昭和10年に銑鉄鋳造を業とする「向山鋳造所」として現在地で創業。

 400年を超す鋳物技術を誇る「富山県高岡市」出身の弥一郎氏が、務めていた鋳物工場(廃業)の得意先と職人を受け継いだのが創業のきっかけである。
 創業時は主に、ミシンや機械部品の製造を請け負い、繁忙期は3昼夜休みなく稼働する事もあったという。 また、ボルネオ島(インドネシア)への工場移転も計画したが、第2次世界大戦が激しさを増す中、許可が下りず断念した。
 終戦直後の20年、2代目弥吉氏(現社長の父)がアルミ合金鋳造へ転向。35年、(株)弥栄鋳造合金所に改組し、新たに縦型ダイカスト鋳造設備を導入して、ダイカスト鋳造品の生産を始めた。

 45年から年々増資を重ね、会社の規模は拡大。平成元年、「ますます栄える」の意味を込め、社名を「(株)ヤサカ」に変更した。
 2代目の体調不良を受けて、秀弥氏が(現社長)が3代目に就任したのが平成14年。
 「私が社長に就任した時期は、『第3次平成不況』とも呼ばれる景気後退期でした。苦しい経営状態にある中、組織の若返りや合理化といった改革を進めました」と語る向山社長。

 そのような中、肉厚1ミリ台の薄物鋳造を可能とする技術が評価され、国内大手メーカーをはじめ、多くの新規顧客を獲得する事に成功した。製品化に当たっては、メーカーの設計者と直接検討する機会を設ける事を重視。開発の段階から「品質の安定を目標に、初期から行動する」という姿勢が功を奏している。
 事業が拡大し、26年には、フィリピン第2の都市セブ島の輸出経済特区に、100%出資の 「ヤサカフィリピンインターナショナルコーポレーション」を設立し生産を開始。
 「当社は創業80年を経て、グローバル展開を実現するに至りました。今後ますます多様化するダイカスト製品に対し、日本工場、セプ工場ともに総力をあげ、顧客ニーズにお応えします」と向山社長は力強く語る。

【創業】昭和10年 【所在地】東大阪市長堂3−24−37
【電話】06−6781−1148 【従業員数】20名